人生の楽しみ即精進

経営者・科学者・芸術家・職人・料理人などその道を極めた一流とみなされる人たちの言葉には、本人たちが気付いているかどうかは知りませんが、何か仏教的な雰囲気があります。苦労しているのだけれど、楽しんでいるというか。
人生の楽しみは、ひたすらな努力、精進の中にこそ潜んでいるんでしょうね。
仏教詩人・坂村真民さんの詩に
          「最高の人とは
           この世の生を
           精いっぱい
           力いっぱい
           命いっぱい
           生きた人」
とあります。
私たちも、精いっぱい力いっぱい命いっぱい生きた人でなくては味わえない楽しみ、即ち「精進」の中の楽しみを味わい尽くす人生を過ごしたいものです。