無名の南軍兵士の祈り

『大事をなすための力を与えてほしいと神仏に願ったのに
従順さを学ぶようにと弱い人になった

偉大なことができるようにと健康を望んだのに
より善きことができるようにと病弱さを与えられた

幸せになるために富を求めたのに
賢くなれるようにと貧しさを授かった

人々の賞賛を得ようとして力を求めたのに
神仏の必要を感じるようにと弱さを授かった

生活を楽しもうとあらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと生命だけを授かった

求めたものは何も与えられなかったが
願ったことはすべてかなった

こんな私なのに、
声に出して言わなかった祈りもすべてかなえられ
私は誰よりも豊かな神仏の祝福を受けた』

年の初めに「自分の人生を振り返ってみる」のにヒントとなる言葉ですね。